脊椎内視鏡手術の実際

全身麻酔下に、患者様は腹臥位で、術者一人でモニター画面をみながら手術を行います。



1.手術部位を透視画面で確認してマークします



2.17mmほどの皮膚切開を加えます



3.筋肉線維間を拡大する

  1. はじめに5.3mmのダイレーターを筋肉間から留置。
  2. 順次大きいダイレーターを挿入し、筋肉間を拡大する。
  3. 最後に16mmの円筒を留置して固定する。


4.円筒内に内視鏡を設置

内視鏡にカメラヘッドとライトケーブルを接続し、吸引管も接続して円筒内で手術を行う。



5.術後

脊柱管内の術後は、ドレーン(血抜きの管)を留置し、皮下埋没縫合して皮膚はテープ固定する(抜糸不要)。

脊椎内視鏡手術と従来法の創部

腰椎内視鏡
腰椎従来法

頚椎内視鏡
頚椎従来法

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