薬剤科のご案内

薬剤科理念

1人1人の患者さんに寄り添い、厚い信頼感と安心を提供できる薬剤師を目指します。

基本方針
  1. 薬剤師の役割と責任を理解し能動的に行動する
  2. 安全・適正かつ根拠に基づいた薬物療法を提供する
  3. 専門性の高い薬剤師を目指し常に自己研鑽に努める
  4. すべての薬剤の安全管理に責任を持つ
  5. 他職種と連携しチーム医療の充実に努める
  6. 常にコスト意識を持って病院運営に貢献する

業務内容

調剤部門・病棟部門・医薬品情報管理部門の3部門にそれぞれ担当の薬剤師を配置し、各医療チーム・各種委員会の一員として活動しています。

調剤部門

|内服薬・外用剤・注射剤の調剤
外来は原則院外処方箋を発行し、薬剤科では主に入院患者さんが使用する薬の調剤を行っています。 現在、日本で起こっている医療事故のうちで医薬品が関連している割合は半数を超えていると言われており、当院薬剤科では細心の注意を払うよう努めています。

|配薬カートへのセット
調剤された薬は患者さん毎に1回分ずつ服用時間別に配薬カートにセットして病棟に払い出しています。

|院内製剤の調製
内視鏡で使用する染色液など市販されていない薬を調製します。

|在庫管理
院内で使用するすべての薬剤の使用期限、保管方法、数量を管理しています。ジェネリック医薬品も積極的に採用し医療費軽減に努めています。
(2020年10月現在:使用量全体の85%)

病棟部門

入院時に患者さんや家族と面談し入院までの服薬状況や副作用歴を確認し、持参薬やお薬手帳などをもとに使用していた薬を調べます。入院中は安心して薬を使用していただけるように、患者さんや家族に薬の説明を行うとともに、疑問や不安などもお伺いしています。

処方された薬剤の投与量、飲み合わせ、投与間隔、速度、配合変化などを電子カルテのデータを基に確認し、疑問点があった場合は照会を行います。また、電子カルテへの処方代行入力を行い医師の負担軽減をはかっています。病棟によっては配薬カートから薬を取り出して配薬準備を行っています。

医薬品情報管理部門

医薬品を安全かつ有効に使用するための情報収集・管理・提供や電子カルテの薬品マスタ管理を行っています。患者さん向けのお薬パンフレットを作成したり、医療スタッフにはDIニュースを発行しています。

薬剤科スタッフ

患者さんの治療に貢献できるよう薬剤だけでなく多岐にわたる医療の知識を深める努力をしています。各医療チームで必要とされる専門薬剤師の取得に向けた自己研さんにも努めています。

常勤薬剤師
3名
非常勤薬剤師
2名
補助事務員
3名