ヘルニコア(コンドリアーゼ腰椎椎間板ヘルニア治療剤)

腰椎椎間板ヘルニアは、背骨と背骨の間のクッションの役割のある椎間板という組織から、中身である髄核という組織が突出し、神経を圧迫する病気です。保存的に治ることもあり、手術で直すことも多い疾患ですが、注射で治ることもあります。この注射は椎間板内にコンドリアーゼという酵素を注入し、それを溶かすことができるものです。入院は1泊2日になります。ただし、2回目はアレルギーが起こる可能性があるので、一生のうち、1度しか使うことはできません。

整形外科 中尾慎一

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